桜 霞

細かく降っている雨を、霧雨、と最近は一年通して言うようですが、
今は、春、です。

「霧」は秋の季語で、春は「霞(かすみ)」です。

霧雨の反対は「春雨」がありますね。

「春雨じゃ、濡れて参ろう」は、
昔の映画や新国劇『月形半平太』で、出てくる有名なせりふで、

実在の土佐藩士・武市瑞山(通称 武市半平太)が三条の宿を出るときに、
舞妓の雛菊が「月様、雨が……」と傘をさしかけてくる時に言ったとか・・・

濡れても、春の雨はやさしいし、暖かいから大丈夫だ、というように、
秋の霧雨は、冷たいですが、春の細かい雨は、暖かいです。

靄(もや)ってる感じは、
桜のほわっとした白さを遠目で見た感じと同じですね。

唱歌にある、「霞か雲か、ほのぼのと・・・」という歌も、
山桜が咲いていて、遠目には、白くほわっとみえるのを言ったものですね。

季節感は、日本の文化です。
そしてそれを現す日本語も日本の大切な文化
大事にしたいですね。

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