アルバイトにボーナス・退職金も出す《ホワイト企業》富士そば・丹道夫社長とは(前編)
- 2016/11/16
- 20:16
残業時間も過少報告させている《ブラック企業》のニュースが多々あるなかで、
《ホワイト企業》だと評判の「富士そば」
そのダイタングループの社長・丹道夫さん。

なにゆえ、《ホワイト企業》だと評判なのかと言えば、
従業員を大事にする企業だから!
アルバイトにもボーナスや退職金が出る会社だから!なんですね。
スゴイ!!! o(^O^*=*^O^)oスゴイ!!!
『週刊プレイボーイ』のインタビュー記事 2016年11月15日 6時0分
丹:(ボーナス・退職金)出してるね。
人間は平等なんだよ。
僕は生まれた頃に父が死んで、
母は僕を学校へ行かせるために再婚したの。
でも、弟が生まれてからは、継父は弟ばかりかわいがって、僕はいじめられた。
その時にみんな平等じゃないといけないと思った。
それにそのほうが楽なんですよ。
売り上げを増やせば、自分たちに返ってくるとわかってるから、
僕が何も言わなくても、なんとかして売りたいといろいろ考えてくれる。
―今、世の中にはブラック企業と呼ばれる会社も多いですが。
丹:あれは損してるなと思うよ。
なんでブラックにしなくちゃいけないかね。
ちゃんと待遇をよくしてあげれば、みんな働くし、自分も楽ができる。
どうしてそんなことをするんだろうね。
ああいう企業の経営方針はよくわからない。
―大きい会社でも、内部留保でお金を貯め込むことが問題になっています。それについてはどう感じられますか?
丹:いや、これも内部留保なんだよ。
みんなにお金をあげれば、やめずに働き続けてくれるでしょう。
従業員は資産だから。
http://news.livedoor.com/article/detail/12283459/
従業員は資産!
だから、大切にする!
なるほど・・・
従業員=資産=お金、であれば、誰だって大切にするね!
《ブラック企業》の社長は、それに気付かない。
だから、従業員を粗末に扱うのですね・・・・・
丹社長の会社の組織はシンプルそのもの
・ 社長→7名の常務→係長→店長→従業員
・ 常務は、よそから転職で取っていない。
従業員から叩き上げの人間だ。
・ 常務は、すべての権限を持たせている。
・ 分社制度、6店で分社して会社経営させている。
また、事務所=会社社屋にお金はかけない。
もちろん、社長室もない。
店は、立ち席ではなく椅子席、
そして、大理石の床にして、きれいな居心地のいい店にする。
丹道夫 1935年12月15日 名古屋生まれ
太陽・射手座 月・獅子座
火性・水瓶座 金星・蠍座
日干支・乙丑 戌亥天中殺
丹さんは、初動天中殺と言って、
生まれて最初と次の大運(第一旬と第二旬)が天中殺の方です。
天中殺の時期と、それが終わった後では、
本人にとって、世界が全く別になります。
夢と、現実が全く違うものであるように、
天中殺は、夢の中で生きて居る時期なので、
天中殺が終わって現実に戻ってみたら、全く違うわけです。
ですから、初動天中殺の人は、
天中殺が明けたあと、生き方が大きく変わってきます。
この天中殺の時期に体験したことを土台にして、
反面教師的に、別の生き方を探すことになります。
丹さんは、3歳から23歳になるまで、天中殺だったのですが、
このときに、辛い体験をされました・・・・
名古屋で生まれたが
生後すぐに父親が死去したため
母親の実家のある愛媛に転居。
その後は芸者をしていた母親に育てられていたが、
道夫が4歳の時に丹氏と再婚。
弟の誕生を機に義父から冷たい仕打ちを受けるようになり、
辛い雑用を押し付けられるようになった。
http://www.wadamame.com/tanmichio.html
丹さんの母は、丹さんを学校へ行かせるために再婚したのですが、
弟が生まれると、義理の父が継子いじめを始めたのですね。
この辛い体験から、
「人間は平等ではないといけない」と強く思うようになられたのでしょう。
これは丹さんの実際の経験から出た切実な思いだからこそ、
アルバイトであっても、ボーナス・退職金を出すのですね。
中学卒業後に高校に進学したが、
「通学用の自転車がボロで、前に進むのもままならない」という理由から
体力に限界を感じ、1学期で中退。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131214/Nicheee_1954843.html
継子いじめされているから、自転車もボロだったし、
ごはんも、しっかり食べさせてもらえていたのでしょうか・・・・
母親が、その子をかばってやればいい、と、考えますが、
そうすると、母親の見えていないところで、
もっといじめられることになるんですね。
なかなか難しいんですね・・・・
(/_<) ナケルネェ
高校中退して、八百屋や油屋(燃料店)で丁稚奉公するのですが・・・
油屋夫婦は美味しいもの食べて、従業員は安く働かせていた。
このため、従業員は不満を言い、売上を誤魔化して物を買って食べていた。
http://yuwakurugby.world.coocan.jp/2013.02.02tan.htm
この油屋の夫婦のやり方は、まさに《ブラック企業》ですね。
初動天中殺の丹さんは、これを反面教師とされたのですね。
(☆。☆) キラーン!!
さて、
17歳で憧れを抱いて上京し、頼りの就職先の面接を受けるも、
その日のうちに落選の知らせが届き、すぐに帰郷。
( ´△`)アァ-・・・
1952年ころですね、
愛媛県から東京ですよね・・・・
当時だと、丸一日で着いたのでしょうか・・・・・大変でしたね
2度目の、上京では、電車を乗り間違えて福島に着いてしまった。
しかし、そのまま福島の工事現場で働きながら
「男には学問が必要」と思い立ち、夜間高校に通った。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131214/Nicheee_1954843.html
∑o(*'o'*)o ウオオォォォォ!!
夜行電車だったのでしょうか?
朝、到着したら、福島だったとか・・・・?
丹さんは、太陽も月も火の星座です。
多少のことでは、めげませんし、
どうにかなるさ、と、腹をくくれるのが、
月の獅子座ですね。
工事現場で働き、お金を貯めて・・・・
だけど、そこで終わらないのが、丹さんのすごいところですね。
学問が必要だと思って、福島で、夜間高校に通うのです。
昼に工事現場で肉体労働して、
夜は、高校に通って勉強・・・・
その費用も、日々、自分で稼いだお金です。
大社長になる人は、こういうところが凡人とは違うんですね。
感心します。
丹さんの主星は、龍高星。
過去のものを学ぶ星ですね。
この龍高星を2つお持ちだった、ということもありますが、
並大抵の努力ではないですよね。
作業が終了したため再度上京し、印刷会社に就職した。
東京の高校にも転校したが、
身体を壊してしまい、愛媛に帰郷。
アルバイトをしながら地元の夜間高校を卒業を目指す事に。
(同上)
丹さんは、そこまで大きなエネルギーの星をお持ちではありません。
昼に働いて、夜間高校。
その費用も自分で働いたお金。
住居費も、生活費も、すべて自分で稼がなければならない。
体を壊すのも無理はないですね・・・・
それでも、高校の卒業をあきらめていません。
丹さんの日干支・乙丑ですが、
丑は丑土で、「牛」ではなく、湿った大地なのですが、
着実にゆっくりと人生を歩んでいくところからも、
「丑」は「牛」に通じる気がしますね。
外見は穏やかに見えるけれど、
内面は強情で、自分の思ったとおりに人生を歩む人だそうです。
d(゚-^*) ♪ ほら、やっぱり「牛」だあ!
3度目の上京では、東京栄養食糧専門学校に入学。
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ おめでとう!
栄養士の免許を取得し、病院の栄養士に就職したが、
父の病気で再び帰郷。(同上)
病院の栄養士として就職したのに、
丹さんをいじめた継父であっても、愛媛に帰るのですね・・・・
親孝行を忘れないんですね。
o(T^T)oクウ・・・えらいなあ
愛媛では自宅で料理教室を開き生徒も集まっていたが、
猛る男の心の勢いを静める事は出来なかった。
そして、26歳でついに4度目の上京を果たす。
食品会社に勤めた後、知りあいとともに弁当屋を開業。
順調に売り上げを伸ばした後、友人の誘いで不動産業に転職。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131214/Nicheee_1954843.html
今回は、丹道夫さんの20代になったところまでですが、
やはり、並大抵の努力ではなかったんですね。
後編に続く・・・・
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