ネサン氏が発見、開発したガン治療薬を潰したのは、利得権益を脅かされた医療関係者とマスコミでした(≧ヘ≦)②
- 2018/10/21
- 16:40
〉〉〉ガストン・ネサン氏は1924年3月16日、
フランス北部のルベで銀行家の末っ子として生まれた。
父はガストンがまだ11歳の時にこの世を去った。
〉〉〉幼い頃からすでに発明少年としての才能を発揮し、
5歳の時には<機械>セットで、
自動車に似た小さな乗り物を作ったが、
それは動力として古い目覚まし時計のぜんまいを利用したものであった。
有名な私立中学校マルサン・バロウル校を卒業した後、
リール大学で物理、化学、生物学の集中講座を受けた。
〉〉〉第二次大戦中は、
準公的機関のフランスの国民科学協会で集中的な教育を受け、
終戦までそこから例外的に卒業証書を授与された。
戦後、シャルル・ドゴール将軍が樹立した新共和国政府は
<同等>の卒業証書を発行したが、
ネサン氏はその手続きを怠ったために、
長年にわたって高い代償を支払うはめになった。
つまり、医師免許を持たないために、
違法な医療行為の責任を問われることになったのである。
〉〉〉ネサン氏はそれ以上の正規の教育を拒み、
独自の顕微鏡を開発することで病気の本質を探るべく、一人で旅立った。
そんな決意ができたのも、
富貴の家に生まれるという幸運に恵まれたからだった。
ガストンは通常の実験室での血液分析の研究に幻滅し、
フリーランスの研究者になる決意をした。
〉〉〉21歳の時(1945)から、新しい顕微鏡の作成に着手した。
レンズはライカ社の熟練工が配列をチェックし、
光学はネサンが一人で編み出したものである。
その<二十一世紀の顕微鏡>は、
ソマチッドがはっきり見えることから
ソマトスコープと命名された。
だが、特許が与えられず、一般向けには製造されていない。
・・・レンズの先進的な会社があったことも幸運でしたが、
銀行家の息子で、
独自の顕微鏡を作るだけのお金がネサンさんにあったことは、
まさに幸運だったでしょうね。
〉〉〉1940年代、生物学者ネサン氏は、
ガンの新しい特効薬の開発を始めた。
最初の製剤は、
自分の名前ガストン(Gaston)と生まれた年の1924年にちなんで
<GN―24>と名付けた。
この製剤は、<抗発酵性>の特質が組み込まれていた。
そして、医師がさまざまな形態のガン患者に投与すると、
優れた効能があったという。
〉〉〉次に、ネサン氏は血清に目を向け、
培養したガン細胞を大きな荷馬に注射して、抗体を多量に産生させることに成功した。
この新しい血清はアナブラスト(アナ:ない、ブラスト:ガン細胞)と名付けられた。
それによる治療を医師に内々に頼んで行い
そのおかげで、健康を取り戻した患者は数多い。
〉〉〉こうした治療の成功や他の諸般の事情が、
フランス医師会当局の注目するところとなり、
ネサン氏は法廷に二度召喚されることになった。
二回とも多額の罰金を課せられ、研究室は閉鎖されたが、
大切な顕微鏡だけは手放さずにすんだのである。
\(*`∧´)/ヒドイ!
〉〉〉その後、地中海の島、
コルシカの医師たちがネサン氏を招待したのである。
コルシカ島の南西の先端にあるプリュウネット村に、
ネサン氏は小さな研究室を開設した。
そこで、さまざまな変性疾患の治療法を開発したのだが、
ネサン氏が開発という噂を聞いた患者たちが、
世界中から彼の象牙の塔に殺到した。
何百人もの患者がコルシカ島に押し寄せた。
患者の殺到はフランス医師会当局の怒りを一挙に爆発させた。
当局は予審という形で、長い調査を開始した。
〉〉〉結局、1964年、40歳のネサン氏は
常に携帯していた顕微鏡の重要部品と共に、
カナダに向かって母国を飛び立つことになった。
1971年、モントリオールにある高名なマグドナルド=スチュアート財団の会長、
故デーヴィッド・スチュアートと出会った。
財団は長年にわたってガンの通常療法の研究に資金を提供し続け、
それは今日まで続いている(1993年現在)。
〉〉〉1985年、ネサン氏はいくつかの訴因で起訴された。
最も重い罪状は終身刑の可能性があった。
1989年11月10日から12月10日まで裁判が行われたが、
無罪となった。
その後もネサン氏は生物学者として、学研的に生活をされている。
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