『薬をやめると病気は治る』
w(( ̄0 ̄))wワオッ!!
故・安保徹(あぼとおる)先生は、
青森県出身で、東北大学医学部を卒業され、
新潟大学教授で、同大学の名誉教授でもありました。
そして、
数々の新発見で、医学界に衝撃を与えてきた
世界的免疫学者であられました。
1947年のお生まれで、
3日前まで元気に講演されていたのですが、
2016年12月6日、突然、お亡くなりになられました。
( ̄△ ̄;)エッ・・?
ヾ(゚0゚*)ノ ナンデ?
安保先生は、
アメリカのアラバマ大学留学中の1980年に、
「ヒトNK細胞抗原CD57に関するモノクローナル抗体」を作成され、
1989年には、
それまで胸腺でのみつくられるとされていたT細胞は、
実は、肝臓や腸管の上皮細胞でも作られていることを突き止められ、
「胸腺外分化T細胞」を発見されました。
【T細胞】
ウィルスなどに感染した細胞を見つけて排除します。
T細胞は、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、制御性T細胞(レギュラトリーT細胞)の3種類があり、
それぞれ司令塔、殺し屋、ストッパー・クローザーの役割があります。
・・・T細胞が胸腺以外にもあることがわかると、
病気を治す方法が増える、ってことなんですね・・・
T細胞
京都大学 川本宏研究室
そして、
1996年には、
白血球の自立神経支配のメカニズムを初めて解明されましたし、
1999年には、マラリア感染の防御が、
安保先生が発見された「胸腺外分化T細胞」によって行われることを発見、
2000年には、百年来の通説であった
「胃潰瘍は胃酸の過剰分泌によるもの」ではなく、
「胃潰瘍は顆粒球が原因」であることを突き止め、
アメリカの医学雑誌に発表し、世界に大きな衝撃を与えました。
数々の重要な発見を達成し、
発表した英文の論文数は200本以上
国際的な場で精力的に研究成果を発表、活躍し続けておられました。
2003年に出版した『免疫革命』は、
20万部を超えるベストセラー
これだけ著名な医者である安保先生が突然死されたというのに、
不思議とニュースになっていないのです。
どこの新聞もテレビも取り上げていません。
∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)エーッ!ナンデ?
安保徹先生『免疫革命!はじめてガンの原因がわかった』
2011年10月 ワールドフォーラム連携企画
「統合医学医師の会 公開講演会
発がんの原因を見つけたのは、3年前の2008年だそうです。
1月10日、午前2時10分にトイレに行ったら、ひらめいたそうですが・・・
(^w^)ウフフフ
エネルギー生成、そして、生命の誕生にさかのぼっていったら
ガンの成り立ちにたどりついたそうです。
動物も植物も同じエネルギー系
「発がんは、不利な内部環境を克服する解糖系への適応応答である。」
〉〉〉瞬発力は息を止めて、無酸素の状態で出る
酸素を吸ったら、瞬発力は衰える
スピード社の水着で、50メートル、100メートルのスピードがあがったのも、
締め付ける水着で血流を遮断して、酸素の運搬を抑制したほうが、
瞬発力にはプラスだった、ということ・・・・
ミトコンドリアが多い細胞は赤く見えるという特徴と、
電気が流れているという特徴。
だから、心電図や脳波が取れるのは、そのせい、とのこと。
「統合医学を結ぶ」
公開講演会ワールドフォーラム2014年8月
〉〉〉ガンの問題も解いたんですよ、6年前。(2008年)
いろいろ見つけている割には、
あんまり褒められないんで、
いじけているんですけど(笑)
・・・これだけのすばらしい発見なのに、
みなさん、不都合なことが多い?
報道もあまりないですしね・・・・
o( _ _ )o ショボーン
気を取り直して、
まずは、エネルギーと生命の誕生のお話から・・・
〉〉〉私たちというのは、ひとつの生き物のように見えますけど、
そもそも無酸素の地球で、
酸素無しで、食べ物からエネルギーを入れるのに、
六単糖のブドウ糖を三単糖の乳酸に分解する、解糖系という方法で、
エネルギーを取って、単細胞のまま分裂してる、というのが、
一番最初の生命体の姿だった
〉〉〉で、同時並行で、
太陽の光を使って、酵母を生成する光合成細菌が生まれて、
その中から、酸素を放出するものが現れて、
地球上にだんだん酸素がたまってきた。
この危険な酸素のために、
我々の古い先祖は生きづらくなっていたんですけど、
危険な酸素を使って、
効率よく働くエネルギー=ATPを作るミトコンドリアが生まれたわけです。
〉〉〉我々の先祖(解糖系)の使い捨てた乳酸を、
安定したえさにしようと、寄生を繰り返したんですね。
〉〉〉ところが我々の先祖(解糖系)は分裂が早いため、
入ってもすぐに希釈されてしまって、
なかなか安定した寄生関係ができなかったんですね。
〉〉〉だいたい8億年かかって、今から12億年前ですが、
きちんとした共生関係ができた。
〉〉〉そこで起こったことは、
ミトコンドリアが分裂抑制遺伝子を持ち込んで、
我々の古い先祖の分裂を、止めるとか遅くすることで、
ミトコンドリアが希釈されずに、
解糖系と共生できるようになった、ということなんです。
〉〉〉その名残は今でも残っていて、
ミトコンドリアの多い細胞は、分裂できないんですね。
分裂がゆるされているのは、ミトコンドリアが少ない細胞だけ。
〉〉〉ミトコンドリアの多い細胞はというと、
筋肉で言うと、赤みを帯びた筋肉ですね。
骨格では、赤筋、心筋、横隔膜、
ほとんど休み無く、有酸素で動ける筋肉ですね。
(*゚。゚)ナルホド!
心臓が止まったら困るしネ!
〉〉〉もうひとつ、ミトコンドリアが多いのが、
脳神経=ニューロンですね。
〉〉〉私たち息がとまると、真っ先に脳がやられますけど、
それは、ミトコンドリアが多いからなんですね。
〉〉〉だいたい三歳くらいまでに分裂が終わって、
あと一生、大事に使い続ける細胞。
ですから、
脳梗塞や心筋梗塞を起こすと、ダメージがひどいんですね。
障害が広範囲になるときは死ぬこともあります。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン
だって、分裂して新しく作れないもん・・・
〉〉〉一方、ミトコンドリアが少ないのは、
皮膚の細胞、腸の上皮、骨髄細胞。
〉〉〉あとは、子供のときは、解糖系中心で生きるんで、
全身の細胞が分裂する時期。
〉〉〉もっと驚いたのは、
子供から大人、大人からお年寄り、と、年齢を重ねるに従って、
子供のときは、解糖系、
大人が、解糖系とミトコンドリアが一対一、
そして、お年寄りになるとミトコンドリアで生きる、
という、シフト現象を見つけたんです。
〉〉〉これはね、今年(2014年)になってから
英文で書いて、アクセプト(学術雑誌に掲載)されたんですね。
〉〉〉これで、子供の健康法、お年寄りの健康法、ガンの問題、
みんな解決できたんですよ。
〉〉〉子供は、元気よく、瞬発力で遊ぶけれど、
乳酸菌が出るので、長続きしない、
というのが、解糖系のエネルギー
〉〉〉解糖系は分裂ですから、
子供は特定の細胞だけでなく、全身が分裂する。
で、そのときは、
ブドウ糖一分子から作られるエネルギーATPは、
解糖系では2分子のATPなんですね。
〉〉〉ところが、
ミトコンドリア系は36分子のATP(エネルギー)となり、
18倍で、効率の差がある。
〉〉〉だから、伸び盛りの子供たちが、やたらとお腹すかせて、
10時のおやつ、3時のおやつ、はては夜食と、
糖を頻繁に補給する時代なんです。
そして、解糖系は糖しか使えない。
〉〉〉ミトコンドリア系は、解糖系が使い終わった糖を50%、
残りは脂肪を使います。
長距離、マラソンとかやっているとやたらにやせこけてきますけど、
これは、脂肪を燃焼させるからですね。
〉〉〉で、大人になると、成長は止まって、3食で良くなる時代、
で、お年寄りになると、解糖系が縮小して、
機敏な動作が苦手になって衰えて、
でも、持続力は残る
〉〉〉ミトコンドリアはね、
鍛えると数が増える特徴があるんですね。
〉〉〉で、鍛える場所というのは、
筋肉の赤筋と、脳神経ですからね、
ですから、体を動かすことと、頭を使うことが、
ミトコンドリアの数を増やしたり、維持したりするための条件になる。
〉〉〉ですから、お年寄りになって、ぼんやりしていると、
ミトコンドリアも少なくなって、
体も「もうそろそろ仕舞い時かなあ」と思って死ぬわけです。
・・・退職して仕事がなくなると、
ぼけたり、認知症になったりするのは、そのせいなのかな?
〉〉〉ところが、運動したり、頭使ったりしているとね、
「あれ、まだ生きるのか」って反応が起こって、生き続けられるんです。
そして・・・
〉〉〉ミトコンドリアはエネルギー効率がいいんで、
少食が健康法になってくるんです。
・・・そういえば、
漫画『デスノート』のLくんが、
頭脳を使うから、大量に糖分が必要なので、
コーヒーにお砂糖をどっさり入れたり、
甘い物をいつも口にしていたりしていたから、
「脳には糖!!!」って思ってたけど、
p(´⌒`。q)ヤラレタ・・・
・・・それで、
一日一食を実践しているのは、
タモリ・北野武・千葉真一、水谷豊、福山雅治、
オバマ前大統領、ビル・ゲイツさん、とか・・・・
・・・だけど、リバウンドしたり、ということもあるので、
無理は禁物!!!ですけどね!
やるとしたら、徐々に体を慣らして、ですね!
また、
ミトコンドリアに必要なのは、電磁波。
〉〉〉普遍的で一番量の多いのは太陽の光。
太陽の光にあたると、体が元気になる、丈夫になる。
〉〉〉太陽の光にあたらないと、
ミトコンドリアが持ち込んだ分裂抑制遺伝子が働かなくなるので、
北の太陽があたらないところの民族は背が伸びる
・・・そして、
〉〉〉植物にも、ミトコンドリアがあって、
(植物には)葉緑素もあるので、自前で栄養が取れるのですけど、
動物と植物、どちらにも、ミトコンドリアがある、ということ。
・・・植物が太陽の光が大好きなように、
人間も、太陽の光にあたることは、とっても重要なのですね・・・
〉〉〉太陽の光にしっかりあたっていると、
発ガンしにくくなる。
〉〉〉ガンになったヒトというのは、
悩みを抱えていて、低体温・低酸素になって、
太陽の光をあびて、充分にくつろぐとか、
バカンスを取るということがない。
〉〉〉年を取ってくると、ミトコンドリアが優性になり、
ミトコンドリアが活性酸素やフリーラジカルで、酸化してくるので、
老化現象がおきるのですけど、
〉〉〉人間とは、
酸素の嫌いな細胞に、
酸素の大好きなミトコンドリアという生き物がはいっている生物
子孫を残すためには、
〉〉〉男性には、
ミトコンドリアが少ない解糖系生命体である精子を、
女性には、
ミトコンドリアばかりの成熟卵子を作ってもらう
それぞれの生命体を、男女に別々に作らせて、
それを合体させることで、相反するものが同居する生命体を作る
〉〉〉20億年前の合体をやり直すという形で、生命をつないでいた。
受精の謎も、エネルギー系で解けたんですね。
〉〉〉私たち人間というのは辛い目にあうと、
毛が抜けたり、歯が抜けたり、
進化した臓器を削る反応を起こして、基本に戻って生き延びるんですね。
〉〉〉その基本に戻る一番の原点が、
ミトコンドリアを減らす適応現象で、
20億年前、12億年前の先祖細胞(解糖系)に戻れば、
低酸素でも生きられるわけですからね。
それが発がんの仕組みだったんですね。
〉〉〉だから、ガンは遺伝子の失敗ではなくて、
過酷な内部環境に適応する反応だったのですね。
(゚0゚*)ホ--ッ!!ナルホド
・・・ということは、
適応しようとしてガンになっているわけなのだから、
適応したその細胞=ガンを、
いくら手術で取り除いたって、
抗がん剤や放射線で、叩いたって、
低体温・低酸素になる環境を変えてやらない限り、
ガンは治らない、ということになりますよね・・・・
( ̄□ ̄;)!!ガーン!!!
フムフム・・・φ(゚ω゚*)メモメモ
〉〉〉ですから、ガンを治すには、
①過酷な生き方をやめて、
②体をあたためて、
③深呼吸する
・・・悩み、って、いくら悩んでも、堂々巡りで、
解決法だってみつからない、よね?
だったら、一度、それをやめてみませんか?
ってことなんでしょうね。
安保先生はおっしゃいます。
〉〉〉いろんな仕組みを理解すると、
ストレスの反応でさえ、体の失敗ではなく、
ある意味では、人間の体の仕組みというのは、
巧妙で、全く、間違いを起こさない世界ですね。
・・・だから、
自分の体の自然治癒力を信じてあげましょうよ、って、
おっしゃるのですね。
あなたの体を治してくれるのは、
病院でも医者でも、ましてや、薬ではないよ、って。
〉〉〉最終的に攻撃して、ガン細胞を攻撃するのは、
自己統制のある腸管免疫ですから、
腸の内部環境をよくして、便秘、下痢の乱れをなくして、
腐敗臭のない便になって、リンパ球を育てる、
そうすると、ガンも消えるのです。
それに、
〉〉〉80歳、90歳で解剖すれば、
ガンの5個や10個のガンの組織は必ず見つかる
だから、お年寄りのガンの検査は、必ず見つかるのだから、
見つける必要もなにもないんですね。
〉〉〉せいぜい、病院に行かないようにして、
体をあたためていればいいわけで、
〉〉〉早く見つけたほうがいい、というのは、真理なんですけれど、
今のように治療法が間違っているときは、
見つけたほうが不利なんですね。
・・・安保先生、おっしゃってたそうです・・・・
「ここだけの話、
みなさんだけに言っちゃうん、だけっども、
わだす、狙われているんですわ。
研究室は何度もあらされているし、
もし、突然死ぬようなことがあっだらば、
殺されたんだと思ってねー」
安保先生、
「病院に行かないほうがいい」とか、
「今の治療法が間違っている」とか、っておっしゃってたから、
敵を作ってしまわれたのかしら・・・・
ガンの本質を見抜いた安保先生、
それは、摘出手術・抗がん剤・放射線という
今のガン治療が、全く意味がないことを、
白日のもとに晒してしまったのですね・・・・
「そりゃ、困る」って・・・
まだ、69歳、
生きていらしたら、まだまだ、たくさんの、
すばらしい発見をされて、
医学の発展に寄与されておられたでしょうに・・・
こんなに早くに亡くなられるとは、本当に残念です・・・
ご冥福をお祈りいたします。
- 関連記事
-