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首里城の火災原因は?常設電灯に家庭用延長コード!イベントの舞台設営の工事の電源はどこから?ブレーカーは通電していた

2019年10月31日 首里城全焼してしまいました。

現在、首里城の復元工事が行われていますが、
その首里城正殿の復元工事に、2022年11月3日、
やんばるから正殿の構造材として使われる
「オキナワウラジロガシ」
国頭村から那覇まで109キロ運ばれたそうです。

首里城 樫

「オキナワウラジロガシ」(沖縄裏白樫)は、
日本の天然記念物に指定されています。
‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥ スゴイ

世界遺産にもなっている首里城遺構であり、
その復元に、沖縄の大切な木材が使われるのは当然のことですが、

今回の、それもただの火災ではなくて、全焼させてしまった
その火災原因が究明されていないまま、この復元工事が進行しています。

管理を全面的におっていた沖縄県は、一切、責任をとらず、
すべて、国におしつけているようなのです。

当時の状況など「茶請け」さんがブログで詳細に検証されておられるので、
参考にさせていただこうと思います。



2019年10月31日 未明に出火した首里城は、
11時間にわたり燃え続けて、やっと鎮火されました。

首里城 火災

首里城は、全焼!

首里城 火元分電盤

首里城 全景 2019年2月
首里城全景 20192


首里城2019年1月に、30年復元作業完了して、
翌2月に、首里城管理を、から沖縄県移管しました。

この移管を決めたのは、民主党政権のときの野田佳彦首相です。

民主党政権下の2012年5月、
宜野湾市で開かれた復帰40周年記念式典で、
野田佳彦首相は首里城を
「18年度をめどに県に移譲する」ことを明らかにした。
2017年6月7日 沖縄タイムズ 社説

国の管理下から、沖縄県が管理することを決めたのは、
やはり、民主党政権の時でした・・・
;`∧´)ヤッパリ


県は現在、両施設の利活用に関する新たな基準の制定を進めている。
これまで首里城正殿などの有料区域は、
国の取り扱い要領で禁止行為などが定められてきた。
だが県は観光や文化振興に関連付けた施設の利活用をより柔軟にできるよう、県独自の基準の制定に取り組んでいる。
(2019/2/4 琉球新報)

国の管理だと、禁止行為がいろいろあったんですね。
その禁止行為をやりたかった?・・・ってことなんでしょうかね?

とにかく、

沖縄県管理下において1年もたたずに、首里城全焼
という、大きな火災が起きました・・・

この大火事の火元は、一体どこだったのでしょうか?

〉〉〉那覇市消防局は7日、記者会見し、
首里城の火災の出火場所とみられる正殿1階北東側で、
延長コードが溶けて、30個以上に細切れになった状態で見つかった、と明らかにした。

ショートした可能性のある痕跡が見つかり、今後鑑定して調べる。
出火原因は、電気系統が濃厚なものの、
損傷が激しく、特定は、非常に困難だとの認識を示した。
〈2019年11月7日 沖縄タイムズ〉


首里城内の延長コード その①
首里城 タコ足配線

〉〉〉もろ家庭用延長コードです。
おまけに子供が足をひっかけかねないような
非常にだらしない格好で設置されています〈〈〈
「茶請け」さんのブログより

首里城内の延長コード その②
首里城 タコ足配線1

〉〉〉通年で利用するお客様用の順路にこの始末です。
素人以下管理で、あきれるばかりです〈〈〈

【首里城火災 コード溶けた痕30カ所 正殿北東の電気設備
火災直前に白い発光体の映像も】

〉〉〉那覇市首里当蔵町の首里城正殿など主要7棟が消失した火災で、
那覇市消防局は7日、市銘苅の同消防局で、記者会見した。
電気系統設備が最も集中している正殿北東の部屋が
出火場所とみており、
その部屋の分電盤の床下配線と分電盤側面のコンセントに
取り付けられていた延長コードが見つかった。
その両方に溶融痕があったことを明らかにした。
今後消防研究センター(東京都)で出火原因との関連を鑑定する。
一方、延長コード今年2月から正殿内に取り付けられていたことも、
関係者への取材で分かった。
(中略)
〉〉〉市消防によると、床下配線には、一カ所の溶融痕が確認された。
火災前は3~4メートルの1本のコードだったとみられる延長コードは、
焼けて数センチごとの細切れの状態で見つかった。
30カ所以上の溶融痕が確認された。
〉〉〉当時、正殿内の証明などへ配電するブレーカーは落ちていたが、
延長コード側のブレーカーは通電していた。
延長コードには二つの発光ダイオード(LED)ライトが接続されていた。
関係者によると、
延長コードは
国から県に管理が移行した今年2月以降に設置
同月に正殿裏手に位置する御内原エリアが開園し、
正殿内の順路が変更されたため、足元を照らすための措置だったという。

また、火災発生当時の様子を正殿外の2台の防犯カメラが捉えていたことも判明した。
1台は正殿の北東側にある「女官居室」周辺に設置され、
火災直前白い発光体映っていた
もう一台は正殿東側の「世誇殿」周辺のカメラで、
出火直後正殿から炎吹き上がる様子が映っていたという。
(2019年11月8日 琉球新報)

〉〉〉2月に沖縄県に管理が移管されると、
沖縄県美ら島財団側は正殿内の巡回路などを変更。
これに合わせてコンセントから延長コードを使って電源を確保し、
追加の証明を設置した形です。
そしてこの証明は、
21:30分に自動で落ちないブレーカー側の電源から
コンセントを取っていた、とあります。
非常識にも、常設の証明普通延長コード設置して、
しかもこれを2月からずっとそのままで運用していたわけです。

本当にひどい話ですよね。
茶請けさんがおっしゃるように、まさに、非常識!

╰(°ㅂ°╬)╯怒!

そして、なぜ、全焼という最悪事態になってしまったのか!

首里城には、もしもの火災の時のために、消火設備が整えてありました。

これが証拠の写真です。

首里城 放水訓練
那覇市が2017年12月に消防訓練をしているところ

一番左と右手の放水銃は、埋め込み式だそうです。

〉〉〉沖縄県側は、
「放水銃が過熱しすぎて熱くて触れなかった」という言い訳で逃げました〈〈〈

しかし、当時、ここには、高い木造の壁が作られていました。

首里城 イベント舞台

〉〉〉画像はこちらのツイート(@YamatoTakeru_20さん)から拝借しました。
赤い丸印は埋め込み式の放水銃があるところです。
この舞台は、
〉〉〉恐らく、今年新たに開催予定だった「組踊300周年記念」用の舞台で、
正殿の前に3~4mはありそうな壁があります。
舞台の袖で、材料は恐らくベニヤ板かなにかでしょう。

〉〉〉文化財ではないにしても
文化財級の材料(現在は輸出不可の台湾ヒノキ)や
職人技丹精込めて建造された正殿を、
舞台用のセット何かくらいにしか考えていない
管理団体の扱いには疑問を感じます。
何が「ウチナンチュの心のよりどころ」だと。

〉〉〉有料エリアイベントをしないと儲からないからだと思いますが、

かと言って御庭は狭い。

そこで、正殿ピッタリ付け舞台がないとならないのです。


火災直前には、この舞台のところで、業者が作業をしていたそうで、

〉〉〉管理する沖縄県と美ら島財団の説明を、
彼らが当初説明していなかった事実とともに並べると、

10月30日
20:40 御庭で組踊上演300周年式典等各作業開始
21:00 業者三人が正殿内に入り、一階南側バックヤードへ扇を移動
21:30 財団職員一人が正殿内に入り、一階南側バックヤードへロープを移動

※21:30に正殿内のブレーカーは自動で切れる仕組みになっていた
(これを美ら島財団は当初、隠して説明していた)

21:35 財団職員が正殿を退出し、警備員がシャッターを閉めて施錠

10月31日
1:05 イベント関連業者の撤収・退出を財団職員が確認
1:20 警備員が正殿内を含め巡回
(後日、財団が正殿内の巡回をしていなかった事を認めた)

1:43 「巡回を終えたので、ブレーカーを落としてSECOMを起動させた」
(後日、ブレーカーを落とした事実がないことを財団が認める)

2:34 SECOMが熱を感知して警報
2:35 警備員が最後の春海から約50分後に正殿の北側シャッターを開けると煙が充満していた。
(最後の巡回から50分後という発表も
美ら島財団は事実ではなかったと撤回)
2:41 SECOMより消防へ通報
2:50 消防到着

〉〉〉21:35からsecomの警報が鳴るまでの5時間の間
正殿内を確認した事実がないのです。


この火事が起きた同じ年の2019年4月15日には、
ノートルダム寺院が焼け落ちるという火災が起きています。
この時の原因は、工事で使っていたエレベーターに使われていた
電気回路ショートを起こした、と、みられているようです。

この事故が起きていたのに、それを教訓としていない沖縄県と美ら島財団、
と言われても致し方のない火災でした。

首里城も、工事関係者が火事直前にいました。

それは、
今年新たに開催予定だった「組踊300周年記念」用の舞台の設営のためのようでした。

ちょうどこのとき、首里城では、

首里城祭り 沖縄タイムス

が、開催されていました。

このポスターの右下の予定を見ると、
11月2日土曜日、3日日曜日に、
首里城の御庭で、首里城公演・式典「琉球舞踊と組踊」が予定されていました。
それのための舞台設営のために、
工事業者がこの日入っていた、ということは間違いないでしょう。

そして、この工事のための電源を、
自動で落ちるブレーカーの分電盤ではなくて、
自動では落ちないブレーカーの分電盤から取っていたとしたら・・・


〉〉〉電源は全て正殿向かいの奉神門から取っていたとの証言ですが...

以下、電源の供給場所についてメモしておきます。

11月1日 06:20 沖縄タイムス:

焼失した首里城で作業の業者 終了時に電源を二重チェック 「異常なかった」

那覇市消防局も会見で、機材の電源は南殿付近から引いているとし、

「現段階の聞き取りなどで、

イベント設営正殿の出火原因関係性はない

と思う」との見方を示した。

【首里城火災】火災発生当時、正殿前には木造の舞台が設置されていた: 大師小100期生集まれ! (cocolog-nifty.com)


電源は、焼け落ちた正殿とは御庭を挟んで離れている奉神門から、
という証言ですが、
11月1日の記事では、「南殿付近」から、と言っています。
証言がころころ変わるんですね。

どちらにしても、今回の火事は、
沖縄タイムス主催のイベントとは関係がなかった
ということにしたいようですけど・・・

「南殿付近」からとは、また、曖昧な言い方ですね。
もし、これが、火元の北東側の分電盤から引いていたとしたら、
コンセントは、ブレーカーが落ちない分電盤から取っていたのだし、
火災が起きたときに、
この分電盤のブレーカーは落ちていなくて、通電していた・・・
実際に、ブレーカーを落としていなかった・・・
(後日、ブレーカーを落とした事実がないことを財団が認める)

「茶請け」さんが
と「茶請け」さんが、ブログに書かれたのも、なんか、納得しちゃいますね。

・・・で、あくまでも、筆者の推測ですが、
首里城が全焼した火災の原因をまとめてみると、

まず、溶融痕があった家庭用延長コード、
それを差し込んであったコンセント、
そして、ブレーカーをおとさずに、使っていた分電盤、
それを、この日は、イベント設営のための工事で、長時間、たぶん大量に使用していた、

という流れのなかの何かが原因で、起きた。

起きたあと、ドレンチャーが作動するはずでしたが、
作動したかどうかはわからない、とのことです。
首里城 ドレンチャー
復元作業が完了して10ヶ月ですから、
ドレンチャーの機能が劣化していたとは、考えにくいのですが、
ドレンチャー(水のカーテンを張り、炎症を防ぐもの)も作動しなかったのでしょうね。
消失していてわからない、とのことですが。

とにかく、
沖縄県、美ら島財団、沖縄タイムス社は、この火災について真摯に反省していただいて、
次は、こういった火災が起らないようにしてほしいですね。


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