なにせ、今の私は、一応、
風邪も引かず、元気にしています。
最新の検査は、昨年(2022年)12月ですが、
この時の血液検査での腫瘍マーカの値は、
しっかりと、基準値内でした。
基準値が 0~25の真ん中くらい(15)でした。
そうなんです、
たぶん、がん細胞はまだ、残っているかな、と思っています。
ですけれど、
元気でいられるので、それで充分かな、と思うのです。
では、
私がやったガン治療をお話します。
まず、
頸椎3番の骨がレントゲンに写らないので、
一番心配されたのが頸髄への損傷でした。
頸髄の3番あたりが損傷すると、
首から下が麻痺(四支麻痺)
どころか、呼吸中枢もこのあたりなので、
命に関わる、ということで、
抗がん剤をやるよりも、先に、
頸椎への放射線照射となりました。
その前に、整形外科の先生からの指示で、
頸椎のMRIを取らされました。
そうしましたら、頸椎3番は、ぴかぴか光っていたそうです。
このピカピカ光っている、というもの自体が
まさに、癌なんだそうです。
結局、
11月中旬から10回の放射線照射となりました。
それが11月29日に終わって、
12月3日に抗がん剤投与となりました。
乳がんが、74ミリとあまりに大きいので、手術ができない、
ということで、
まずは、抗がん剤で小さくして、手術ができるようになってから手術、
という段取りだったようです。
これが普通の手順みたいですが、
ただ、私の場合は、3ヶ月ほどで、
腫瘍マーカーが基準値内にさがり、
腫れて紫色だった胸が、普通になってきたので、
おかげさまで、手術、という話はなくなりました。
さて、
私の抗がん剤ですが、
ドセタキセルとハーセプチンでした。
乳がんと言っても、いろいろあるようで、
私の場合は、「乳腺癌」という種類で、
この「ハーセプチン」という抗がん剤はとても効く、という話でした。
12月始めに一回、この二種類を投与し、
二回目は、12月の終わりころに、という予定でしたが、
放射線と抗がん剤で、食べられなくなって、
12月9日に入院、
体力が持たない、と思いましたので、
12月中、2回目の抗がん剤は、断って、
お正月を楽しく過ごすことに専念しました。
2回目の抗がん剤は、1月始めでしたが、
ハーセプチンだけを、
抗がん剤は、三週間間隔なので、
1月終わりにまた、ハーセプチン投与。
そして、
2月中旬にCTと血液検査をしたら、
ほとんどの癌細胞が縮小していたのでした。
どうしてかはわからないのですが、
とにかく、すべての癌が小さくなっていました。
小さくなっただけでなく、
消えていた頸椎の骨が、半分戻っていました!
このように、縮小、退消していても、
癌が全部消えたわけではなく、
まだ残っているから、ということで、
もう一度、ハーセプチンの抗がん剤を受けました。
次の3月の検診のときにも、
腫瘍マーカーは、また基準値内でしたので、
抗がん剤は、もうやめることにしました。
もちろん、主治医は、
抗がん剤をやめたら、癌はまた悪化する、と、おっしゃいましたが、
もう打たない、と自分で決めました。
他にやったことは、
ダイヤモンドシリカを日に4回摂取して、
骨や臓器、血管、血液などの基礎となっている
ケイ素を絶やさなかったことは、言うまでもありませんが、
やはり、こんなに大きな癌ができてしまうと、
良いと言われるものは、いくつかやってみました。
そのひとつは、
イベルメクチンを、一日二錠飲む。
銀座東京クリニックの福田一典先生のところの、
「イベルメクチンの抗がん作用」
【イベルメクチンは様々な機序で抗がん作用を発揮する】
〉〉〉培養細胞を使った実験では、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、頭頸部がん、大腸がん、膵臓がん、悪性黒色腫など多くのがん種で抗腫瘍効果が報告されています。 臨床で人間が服用して達しうる血中濃度で抗腫瘍効果が認められています。
増殖抑制やアポトーシス誘導だけでなく血管新生阻害作用を示すことも報告されています。動物実験でも抗腫瘍効果が認められています。
と、ありましたので、
ネットで、イベルメクチンを買って、飲んでみました。
クリニックで処方されると、超高額でした!
しばらく飲んでみましたが、
それで、癌が小さくなった、という感じはありませんでした。
効果は、わかりませんでした、というのが正直な感想です。
もしかすると、イベルメクチンを飲んでいたことも、
癌の縮小の、一助として、効いたのかもしれませんが。
そのあたりは、検証するすべがありません。
それから、丸山ワクチンもやりましたよ。
福田先生のところで、打ってくださるということで、
日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設
〒113-8706 東京都文京区千駄木1-1-5
TEL:03-3822-2131(内線5365)
ここに連絡して、ワクチンを取り寄せて、打ってもらいました。
が、クリニックまで通うのが大変だし、
放射線、抗がん剤治療で、体力的に通えなくなるかも、ということを、
ご相談させていただきましたら、
人に打つのは、医療行為となるので、ダメなんだけれど、
自分で打つのは、できるから、と、教えていただき、
しばらく、自分で打っていました。
それで、
丸山ワクチンは効いたのか? なのですが、
効いたかどうかはよくわかりません。
それと、
頸椎癌のための放射線で、
ちょうど飲み込むあたり、声帯があるあたりがすべて焼けてしまって、
水も、自分の唾液さえも、喉を通過しなくなって、
ガン細胞は、普通の細胞よりも数倍も糖分をほしがるそうです。
その性質を利用したのが、PET検査ですが、
私の場合、何も喉を通過させることができなくて、
強制的に絶食状態になってしまいました。
いわゆる、ガン細胞への兵糧攻めになって、
それゆえに、ガン細胞は縮小した?
でも、がん患者さんの多くの方は、
何も食べられなくて、点滴だけになった、という方はたくさんおられると思います。
それで、癌が治った、というのも、あまり聞かないですよね。
では、なにがよかったのでしょうか?
私自身、まだ、答えが出ていません。
これに関しては、順を追って書いていきたいと思います。
では。